BizRobo! 平日を判定する方法

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社内システムの稼働日又はデータ取得日に合わせてロボットを稼働することが多いですよね。
今回の内容は、例として社内システムに合わせて土日祝日以外の平日に実行するロボットを作成する方法を紹介します。

※このページの内容はBizRobo! Design Studio 10.4.0.1で確認しています。

作成するロボット

typeの作成

下図の様にtypeを作成を行い、ロボットに変数設定を行います。

平日判定ロボットの作成

変数の割当ステップの作成


コンバータにて①エクスプレッション評価「now()」②日付の書式設定「yyyy/M/d」を設定します。

変数の割当ステップの作成


コンバータにて①エクスプレッション評価「now()」②日付の書式設定「EEEE」を設定します。

変数判定ステップの作成


アクションの変数を土曜日・日曜日と等しく設定を行い、エラー処理「次の代替手段を試行」を選択します。

変数の割当ステップの作成


トライステップを追加し変数の値を「土曜日or日曜日」に入力します。
※注1.本ロボット作成を土曜・日曜日に作成する場合
変数判定にてロボットが停止するため前記項番2の変数割当のステップを一旦「無効設定」を行い後続の作業をしてください。

CSV取得のステップの作成


①祝日の祝日の日を特定するため内閣府のホームページに貼り付けて有る「祝日CSV」を取得します。
URL:https://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html


②アクションステップ「ページ読込」のURLに前記の内閣府URLを入力します。
※注2.ENDステップを選択⇒内閣府のHPが表示されない場合
ロボットの設定⇒設定⇒SSL/TLS:「TLS HELLOを使用、TLS1.2のみ受け入れ」に変更してください。


③内閣府のHPの下にある「昭和30年(1955年)・・・」を「クリック」を設定後にファインダーの属性を特定する為に「syukujitsu.csv」を入力を行い、「CSV表示形式」ステップを追加します。


④「Load Page」「Click 昭和30年(1955年」「View as CSV」のステップのグループ化を行い「祝日CSV取得」名をつけます。

ループステップの作成


表示されているCSVにカーソルを置きデータ行繰り返しを選択します。

データ行の列を抽出ステップの作成


表示されているCSVにカーソルを置き抽出テキスト⇒テキスト⇒変数を選択します。

変数の判定ステップの作成


アクションの変数を当日年月日と祝日年月日が等しくない設定を行い、エラー処理「次の代替手段を試行」を選択します。

変数の割当ステップの作成


トライステップを追加し変数の値を「祝日」に入力します。

停止ステップの作成


停止ステップを設定します。
【ロボットの内容】
①土日の場合は、前記項番4にて変数に「土曜日or日曜日」を設定しロボット停止
②祝日の場合は、前記項番9にて変数に「祝日」を設定しロボット停止
③前記①②以外の平日の場合は、ENDステップにて停止
これにより、平日のみ作業を行うロボットは、ENDステップ前にロボットを追加します。

以上にて完成です。