BizRobo! Excelを一個飛ばしでループする方法

BizRobo!

今回の内容は、Excelの行を一個飛ばし(例:A1→A3→A5…)でデータを抽出する方法を3種類紹介します。応用することで、飛ばすセルの個数も変えることができます。
※このページの内容はBizRobo! Design Studio 10.4.0.1で確認しています。

「Excel内ループ(Loop Rows)」を使う方法

「Excel内ループ(Loop Rows)」のインクリメントの設定を変更します。

【設定手順】

(1)Excelデータの行ループを設定します。

(2)[インクリメント]の設定を「2」に変更します。[デフォルト]では、「1」が設定されています。

【解説】

抽出したいExcelデータの範囲は、「Sheet2!A2」→「Sheet2!A4」→「Sheet2!A6」…となります。
一番最後の行番号を「2」→「4」→「6」…とするために、インクリメントを「2」と設定することで解決しました。

イテレーション番号を使いカウントアップを活用する方法

「セル値抽出(Extract)」アクションのファインダーの設定を変更します。

【設定手順】

(1)ファインダーの[範囲]をエクスプレションに変更します。

(2)『”Sheet2!A”+iteration()*2』と設定し、『Sheet2!A2』と出力します。

※【iteration()】・・・イテレーション番号
※【*】・・・乗算

【解説】

行番号を「2」→「4」→「6」…とするために、イテレーション番号に「2」を乗算することで解決しました。

「変数の割当(Assign Variable)」アクションを使いカウントアップを活用する方法

「Excel内ループ(Loop Rows)」のインクリメントの設定を変更します。

【設定手順】

(1)「セル値抽出(Extract)」アクションのファインダーの[範囲]をエクスプレションに変更します。

(2)『”Sheet2!A” + 変数.セル番号』と設定します。

※【変数.抽出データ】・・・抽出する行番号を指定する変数(デフォルト値:2、グローバル設定)

(3)「変数の割当(Assign Variable)」アクションの[値]をエクスプレションに変更します。

(4)『変数.セル番号 + 2』と設定します。

(5)[変数]を【変数.抽出データ】に設定します。

【解説】

行番号を「2」→「4」→「6」…とするために、ループで「変数の割当(Assign Variable)」アクションを通過する毎に【変数.抽出データ】へ「2」を追加することで解決しました。

タイトルとURLをコピーしました