BizRobo! CSVをExcelに変換する方法

BizRobo!

BizRobo! で扱うデータは、CSVを使用することが多いですよね。
CSVは単純な処理には有効ですが、Excelに変換を行いExcelの各ステップやExcel関数等の活用により、色々な処理が可能になります。
そこで今回は、CSVをExcelに変換する方法を紹介します。

※本ロボットを作成用のデモデータ「社員名簿.csv」「社員名簿.type」ファイル⇒社員名簿
※このページの内容はBizRobo! Design Studio 10.4.0.1で確認しています。

作成するロボット

typeの作成

下図の様にtypeを作成を行い、ロボットに変数設定を行います。

CSVをExcelのに変換するロボットの作成

新規Excelの作成と項目設定


Excel(シンプル)変数の追加を行い、追加した変数「excel」を開くステップ(Open Excel)を設定します。次に下記の図の通り各項目名をセルのコンテンツ設定ステップにて行います。(例:番号の設定)
最後に作成したアクションステップは「Excel項目設定」名を付けグループ化します。

CSVファイルの読込

CSVファイルのパスをファイル読込に設定し、CSV形式表示ステップを追加します。

ループステップの作成


表示されているCSVにカーソルを置きデータ行繰り返しを選択します。

CSVからの値取得


表示されているCSVからそれぞれの行の列データを抽出します。(例:番号列のデータ抽出)
また、作成したアクションステップは「CSV項目設定」名を付けグループ化します。

カレントウィンドウ設定ステップの作成


「excel-Excel変数」タブを選択し現在のウィンドウとして設定を選択します。

行の挿入ステツプの作成


Excelの項目行を選択し修正⇒挿入⇒行⇒最後を選択します。

行のコンテンツ設定ステップの作成


Excelの2行目を選択し修正⇒セット⇒行のコンテンツ⇒変数を選択後、日付フォーマットに「yyyy/MM/dd」を入力します。

ファイル出力ステップの作成


前記項番3のループステップの前にブランチを設定し、出力するExcelパスをファイル出力ステップに設定します。

以上にて完成です。