無料で使えるバージョン「Community Edition」を使って、A2019の環境構築手順を紹介します。「Community Edition」は、中小規模事業者、開発者または学生が利用可能(※1)です。
(※1)利用条件の詳細については、「Community Edition」のダウンロードサイトを参照してください。
デバイスの初期設定
(その2)では、デバイスを初期設定する手順を紹介します。
(1)左側のメニューをクリックして[マイデバイス]を表示したら、右上の[ローカルデバイスを追加]をクリックします。
(2)[マイコンピューターに接続]をクリックすると、Bot Agentファイルのダウンロードが開始します。
(3)ダウンロードが完了したら、ファイルをダブルクリックします。
(4)インストールが完了するのを待ちます。
インストールが完了するとこの画面になります。(ブラウザにChromeを使うときの例で示します。)
(5)Automation Anywhere拡張機能を取得します。
Automation Anywhereを初めて使うときはこの操作が必要です。すでにAutomation Anywhere拡張機能を取得済の場合は、この操作は不要です。「(6)ブラウザの拡張機能を有効にします。」へ進みます。
[お困りですか?]をクリックします。
[Automation Anywhere 拡張機能を取得]をクリックします。
chromeウェブストアが開くので、[Chromeに追加]をクリックします。
[拡張機能を追加]をクリックします。
追加された旨のメッセージが表示したら、Chromeウェブストアのウィンドウを閉じます。「(8)初期設定完了」へ進みます。
(6)ブラウザの拡張機能を有効にします。(すでにAutomation Anywhere拡張機能を取得済の場合)
メニューから[拡張機能(E)]を選択します。
ON/OFFスイッチをONにします。
(7)[有効にしました]をクリックします。
[2020/10/14 追記]
最後にニックネームなどをつける画面が出てきますが、今回はそのまま「Done」をクリックします。
(8)初期設定完了
自動的にデバイスへの接続を行って、デバイスのアイコンがチェックマークが付いた表示に変わります。
デバイスのアイコンにチェックマークが付いていない場合は、リフレッシュボタンをクリックしてみましょう。
以上でデバイスの初期設定は完了です。
【余談】
Bot Agentのインストールが完了したときの表示(上記(4)の表示)で、次の手順が「拡張機能を有効化」であることは分かりますが、初めてAutomation Anywhereをインストールする場合だと、拡張機能を取得していないので、「拡張機能を有効化」することはできません。『この後どうしたらいいの?』と誰もが思うはずなんです。まさか[お困りですか?]をクリックすればいいなんて思いつきませんでした。もう少し気付き易い表現の説明にして欲しいものです。