Automation Anywhere A2019 トラブルシューティング – アクションをドラッグできない

Automation Anywhere

製品仕様による制約から発生する実行時エラーは、原因が判明するまでに時間が掛かる場合が多いと思われます。「Automation Anywhere A2019 トラブルシューティング」では、実行時エラーの事例を紹介します。

Child bot not available

■現象

「Task Bot」パッケージの「Run」アクションを使って、サブタスクを実行したところ、『予期しないエラーが発生しました。Child bot not available:』で始まるエラーメッセージを表示してタスクが停止しました。

■原因

サブタスクを格納したフォルダ名にカッコ「()」が含まれていました。

■対策

フォルダ名を、カッコ「()」を含まない名称に変更しました。

【余談】

V11ではカッコ「()」を含むフォルダでも問題が発生しなかったので、V11からA2019に移行するときは注意が必要ですね。A2019では、変数を定義する際には変数名に対して入力チェック処理がはたらいて、使用不可の文字を含んでいるとエラーを表示する仕掛けになっているので、フォルダを定義するときも使用可能な文字かどうかチェックしてくれるようになったらありがたいと思います。