今回はAutomation Anywhere Automation 360にて「Grid is in invalid state to perform this operation.」エラー(後略)が発生した時の対処法について解説いたします。なお、前提条件としてA-peopleへの登録が済んでいることとします。
(このページの内容はA2019.19 Onpremiseで確認しています。)
Grid is in invalid state to perform this operation. It either not started yet or has already being or have stopped [igniteInstanceName=cr_client, state=STOPPED]
とは?
Onpremise版のAutomation Anywhereにて、サーバー起動時にサービスがうまく立ち上がらなかった際に発生するエラーです。※v11環境およびAutomation 360 Onpremise(A2019 Onpremise)にて発生する可能性があります。
原因の一因として、サーバーのインストール要件が満たされていないことで発生しやすくなります。※発生頻度はそこまで多くありません。
①サービスの停止
サーバー機にてタスクマネージャーを開き、AA Control Room Serviceおよび
AA Control Room Reverse Proxyを停止します。
実行中のステータスが停止となるまで待ちましょう。
②ステータスを再開させましょう。
AA Control Room Service
AA Control Room Reverse Proxyの順でサービスを開始しましょう。
サーバースペックにもよりますが、起動までに概ね10分程度待ちましょう。
また、上記でもうまくいかない場合は一度サーバー機を再起動すると解決する可能性があります。
【参考資料】
A-people
Onpremise版の場合、しばしばこのエラーに遭遇するケースがありますが、解決方法はいたって単純ですので落ち着いて順番通りに作業を行うことで解決が可能となります。